事業紹介設計

100年先の安全・安心を考え、「かたち」にする。

設計は概略設計から予備設計、そして詳細設計へと進み、工事発注図書として実際に施工されます。携わった設計を実際に「かたち」にすることにより、安全と安心を提供することが私たちの責任であり使命であると考えます。

道路設計

道路設計では交差点設計や駅前ロータリー計画等にも関わり、安全で円滑な交通流の確保を目指します。歩行者および自転車通行等の動線を考慮し、安全で快適な道路空間設計を心がけて、計画設計を行っています。

道路設計事例

東日本大震災による被災集落を対象として実施した『防災集団移転促進事業』の内、気仙沼市における住宅団地へのアクセス道路設計を行いました。
同時に行われていた住宅団地の造成設計のほか、地元協議会にて移転する方々の意向を的確に把握しながら、県道路事業との調整を図るとともに、安全性や建設コスト縮減、工事期間短縮に配慮した道路実施設計と交差点設計を行いました。

【造成及びアクセス道路施工後】

橋梁設計

昨今、震災や豪雨等による浸水被害は甚大なものであり、橋梁の設計においても高い防災意識をもって取り組むことが必要です。弊社では復興事業で培った経験を活かし、経済面、安全面などさまざまな視点に立った設計をご提案しています。

橋梁設計事例

都市計画道路東谷寺谷線は、市街地の骨格となる基幹的な都市施設として、都市計画決定を受けたものです。
事業区域内の公共施設整備を進め、市街地の活性化を促進し、健全で住みよい市街地の形成を図ってきました。
東谷城ノ山大橋を含む延長169mの道路については、国道9号と事業区域内を結ぶ新たな道路ネットワークを構築し、交通利便性を実現しています。

【橋梁施工後】

当初の概略設計では、事業費の面から全て擁壁で計画されていましたが、街が分断されてしまうと言う地元からの強い意向を受け、壁高が大きくなる延長48.40mの区間を橋梁形式(3径間連結プレテンション中空床版橋)に変更して設計を行いました。
開通式が盛大に行われ、設計会社として式典に出席させていただきました。

【開通式の様子】

公園設計

近年は防災公園や避難場所あるいは雨水抑制施設兼用としての機能を盛り込んだ公園や緑地が多くみられ、公園に求められる機能は、子供たちの遊び場、憩いの場、そして避難場所と多岐に渡ります。
私たちは、重要な都市施設である公園を、地域住民とのワークショップを経て、地域の特性、生活環境などを考慮したゾーニングを行い、「かたち」にします。

公園設計事例

計画地は、昭和42年の都市計画審議会で地区公園(A=4.0ha)として計画決定していましたが、一部の整備を除き大部分が雑木林となっていました。地元住民からの「日常の自由な余暇活動、交流、スポーツ等の場の整備」という意向をもとに、スポーツに特化した公園として、実施設計を行いました。

【基本計画図】

一方で当公園は、地域防災計画での一次避難地としての役割も求められていたため、防災機能の導入についても検討しました。防球ネットの一部を可動化することで、救援活動を行う大型車両が多目的グランドへ容易に進入できるようにしています。

上下水道設計

下水道の設計には雨水排水設計と汚水排水設計があります。近年発生している集中豪雨により各地区で河川の氾濫や内水氾濫が社会問題となっています。雨水排水設計は道路側溝や水路等により河川に導水する施設設計を行います。河川への放流前に雨水抑制施設の検討や雨水貯留施設の検討をすることにより、河川にやさしい環境づくりに携わっています。
また、汚水排水設計では良好な生活環境を目指し、経済的で維持管理の優れたポンプ施設等の検討により、新設汚水設計を実施しています。既存の汚水設備に関する管更生等のアセットマネジメント業務は、今後ますます需要が拡大される見込みであり、最新情報を取り入れながら社会資本整備に貢献します。

下水道設計事例

本業務は、合流式管渠詳細設計業務で、対象地域でそれぞれ中大口径推進工法(耐震設計レベル1)、小口径推進工法、管更生工法、開削工法での工法検討を行いました。
業務にあたっては、区域内の現地調査・地下埋設物調査等の現況調査により、自然環境・社会環境等を把握、分析後、設計条件を整理し、設計計画・各種計算・図面作成・数量計算・照査と報告書作成を行いました。
また、調査を行う際には弊社の酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者が同行し、検知器による安全を確認しました。採用した推進工法は、泥濃式推進工法と小口径泥土圧推進工法です。

【現地調査】

上水道設計事例

上水道設計は、私たちの生活に欠かせない水を安全に安定的に供給するための、水道の基本設計・認可設計・実施設計が主な業務で、施設や管路の長寿命化対策や災害に強い水道に取り組んでおります。
旧道の配水管撤去や、新設道路への水道管敷設替え設計を行い、設計に際しては、管網計算を行い水圧の確認を行います。また、耐震性の照査も行いました。

【現地調査】

河川砂防

集中豪雨や台風などにより、日本各地で地すべりや土砂崩れが毎年各地で発生しています。
地すべりや土砂崩れは様々な要因が組み合わさって発生するため、地すべり対策工の種類も多岐にわたります。
私たちは、砂防計画に当たって、計画地における地域性等を考慮した比較検討により、最適な工法を計画します。土砂災害から地域の安全を確保することを基本とし、自然環境に配慮するとともに地域の歴史・文化や生態系等の特性を活かせる計画を提案しています。

河川・砂防計画事例

本地区は、谷の出口付近に保全対象地区があり、出水時に流出土砂及び流木により甚大な被害を及ぼす恐れがあったため、流域特性調査・土石流対策計画調査・流木対策計画調査を踏まえ、予備設計・詳細設計を行いました。
近年、河川災害や土砂災害が多発している状況を鑑み、砂防施設等を築造し、土砂及び流木の整備を行い、人々の暮らしの安全・安定を図ります。

【砂防堰堤施工後】

地質調査

設計業務を進めるにあたり重要なポイントが幾つかありますが、ポイントの一つに土質条件の確認があります。
かたい岩盤上に構造物を計画する場合とゆるい軟弱地盤上に計画する場合とでは、構造物の大きさや施工方法も変わります。構造物の基礎となる現在の地盤を調査するのが地質調査業務の重要な役割です。

【地質調査の様子】

地質調査には色々な種類があり、調査方法および土質試験方法も様々です。設計内容を踏まえ、必要な地質調査を実施して、安全で経済的な構造物の設計の基礎資料を提供するのが私たちの使命です。
解析業務では軟弱地盤沈下検討や液状化検討そして大規模盛土崩壊検討などの解析を行い、人々が生活している土地の安全性を検討します。また、近年増加している豪雨や地震による斜面の崩壊などについても、地質調査を実施して災害復旧に関わる調査を実施しています。

実績紹介:設計・地質調査